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折半屋根の寿命を20年延ばす!メンテナンスと塗装の最適解

メンテナンス基礎知識 2025.08.20 (Wed) 更新

折半屋根の寿命を20年延ばす!メンテナンスと塗装の最適解

工場や倉庫などで採用率の高い折半屋根は、耐久性と水はけに優れており、工期も短いなどのメリットを持ちますが、定期的なメンテナンスは必要です。

今回のお役立ちコラムでは、折半屋根やメンテナンスや塗装、サビ対策などの方法を詳しく解説しますので、折半屋根のメンテナンスコストを抑えたい方や少しでも長持ちさせたい方は参考にしてみてください。

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折半屋根とは

折半屋根(せっぱん)とは、薄い金属板を折り曲げて山形や波形に加工した屋根を指します。特に工場や倉庫などで採用率が高い一方で、一般の戸建てではあまり採用されません。戸建てで採用されない理由は屋根の面積が狭い場合、折半屋根の専用施工(大型機械での現場成形など)が割高になりやすい点が大きな理由だと言われています。

また遮音性が低い点、一般の住まいではある程度勾配のある屋根が好まれるのに対し、折半屋根は勾配が少ない点も採用されない理由です。戸建てでは短所となる上記の特徴も、工場や倉庫にはあまり影響せず、耐久性や水はけのよさなどの長所が目立つため、好んで採用されます。

折半屋根の形状による違い

折半屋根の形状による違い

折半屋根は鋼板を山折り・谷折りにして強度を持たせた屋根材ですが、その波形の高さや角度で名称が変わります。現在どのタイプの折半屋根であるか確認し、特徴を覚えておきましょう。

重ね式折板(かさねしきせっぱん)

重ね式折板は、隣り合う折板を重ねて固定するもっともシンプルな工法です。メリットは施工が簡単でコストを抑えられる点となります。デメリットは重ね部分から雨水が侵入しやすく、雨漏りリスクが比較的高い点です。耐風性が低い点も注意が必要になります。以前はもっとも採用率の高い工法でしたが、最近はあまり採用されません。

現在、重ね式折板を採用しており、経年劣化などで機能が低下しているならば、他のタイプに変更するのも1つの解決作です。

ハゼ式折板(はぜしきせっぱん)

ハゼ式折板は、折板同士を「かしめる(ハゼ組み)」ことで強力に接合する工法です。雨仕舞いがよく、雨漏りしにくい点や耐風性が高い点がメリットですが、専用の施工機械が必要なため、重ね式折板と比べるとコストはやや高めとなります。長い目で見れば耐久性が高い分お得なので、現在の工場・倉庫でもっとも採用率の高い工法です。

嵌合式折板(かんごうしきせっぱん)

嵌合式折板は、折板同士をはめ込んで接合する工法です。雨漏りや耐風性に優れており、工法的に単純なので工期も短くて済むでしょう。デメリットとしては、製品によって専用金具や工具が必要になる点や、材料費がやや高い点があげられます。

谷折板(たにせっぱん)

谷折板は、谷部分を利用して排水や採光を考慮した形となっています。工場や倉庫で、天井に排水溝や天窓を取り付けたい時などに向いている工法です。

ボルト固定式折半(ボルトこていしきせっぱん)

ボルト固定式では、折板を直接ボルトで留める工法です。サビが発生しやすく、雨漏りのリスクも高いなどの欠点が目立つため、最近ではあまり採用されません。ボルト固定式折半を採用しており、経年劣化や雨漏り、サビに困っているのであれば、他の屋根材に交換した方が長い目で見ればお得かもしれません。

折半屋根のメンテナンス方法

折半屋根のメンテナンス方法

折半屋根のおもなメンテナンス方法を4つ紹介します。どれか1つではなく、まとめて必要になる場合も珍しくありません。

清掃

定期的な清掃は美観を回復させるだけでなく、雨漏りや劣化の対策となります。折半屋根は構造上、谷部分にゴミや落ち葉などが溜まりやすいため清掃は必要です。これらを放置すると排水機能が低下し、サビやコケの発生、劣化の原因となるため注意してください。

清掃方法は、高圧洗浄機の利用が一般的です。水圧の調整(弱すぎると汚れが落としきれず、強すぎると鋼板のコーティングを痛め、雨漏りに繋がる)が必要であり、高所の作業は危険なので業者に任せることをオススメします。

塗装メンテナンスを施す予定の場合は、下処理として高圧洗浄機で清掃するのが一般的なので、業者に全て任せてしまって問題ありません。

サビ対策

軽度のサビであれば、サンドペーパーやワイヤーブラシで削り落とし、サビ止めを塗布すれば補修が完了します。広範囲のサビや根深いサビに対しては電動工具で削り落としてから、塗装を施すのが一般的です。

穴が開いていたり歪んでしまったりしている場合は、部分的に交換する必要があるでしょう。いずれにしても高所の作業となり危険なので、DIYでの施工はオススメしません。業者に任せましょう。

シーリング補修

各鋼板の隙間などにシーリングが充填されている場合、10年前後で経年劣化し機能をうしなってしまうため、シーリングの交換が必要です。一般的にはシーリングの交換と塗装メンテナンスを同時におこなうケースが多い傾向にあります。

塗装メンテナンス

鋼板を塗装すれば経年劣化などでうしなわれた防水性や防サビ性が復活します。美観の維持を考える上でも有効な方法です。折半屋根の鋼板を交換(葺き替え)するより、塗装メンテナンスの方がはるかに安上がりなので、屋根が経年劣化で機能をうしなうまでは、塗装でメンテナンスをするのが一般的です。

酷いサビが発生している場合は、はじめにサビを削り取り、サビ止めで下処理をおこなってから、塗装を施します。

折半屋根の塗装メンテナンスに向いている塗料

折半屋根の塗装メンテナンスに向いている塗料

折半屋根の塗装メンテナンスに向いているオススメの塗料を5つ紹介します。

それぞれに特徴があるため、参考にしてみてください。

シリコン塗料

シリコン塗料の耐用年数は10~15年程度です。価格と耐久性のバランスがよくコストパフォーマンス面で優れています。耐候性や防汚性の面でも優れており、カラーバリエーションも豊富です。塗料選びで悩むなら、シリコン塗料を基準に考えてみるとよいでしょう。

シリコン塗料の種類は豊富ですが、機能性や耐久性を重視するのであればシリコンの含有率を確認してみてください。40~60%ほどであれば安心ですが、20%前後のシリコン塗料は安価である反面、機能性が低く、40~60%のものと比べると劣化しやすい傾向にあります。

フッ素塗料

フッ素塗料の耐用年数は15~20年程度です。シリコン塗料より耐用年数が長く、とても防汚性に優れており、美観を保つのも容易と言えるでしょう。塗料代はシリコン塗料より高くなりますが、人件費や足場代などに違いはないため、長い目で見ればお得です。メンテナンスの頻度も減らせるため、工場や倉庫では採用率の高い塗料となっています。

無機塗料

無機塗料の耐用年数は18~25年程度となります。何をベースにしているか(シリコンやフッ素など)で耐用年数は多少異なりますが、無機成分が配合されているため、耐久性や耐候性の面でとても優れている塗料です。塗装を長持ちさせたい場合はもちろん、工場や倉庫が厳しい環境下にある場合も向いています。

遮熱塗料

遮熱塗料の耐用年数は10~20年程度です。無機塗料と同じく、何をベースにしているか(シリコンやフッ素など)で耐用年数は多少異なります。遮熱塗料は太陽熱を反射し室内の温度上昇を抑えるため、熱中症対策や空調費削減に向いているのが特徴です。

遮熱塗料の採用を検討するならば、遮熱塗料のシェアで6年連続1位のアステックペイント社の遮熱塗料がオススメです。アステックペイント社の塗料は耐久性が高く、遮熱機能も長持ちするため、人気があります。

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折半屋根は工場や倉庫で幅広く採用され、耐久性や水はけの良さが魅力ですが、放置すればサビや雨漏りが発生し、事業停止や設備損害といった大きな経営リスクに直結します。清掃・サビ対策・シーリング補修・塗装メンテナンスを計画的に行えば、寿命を20年以上延ばすことも可能です。

塗料選びは単なるコスト比較ではなく、経営判断に関わる重要な要素です。シリコン塗料はバランス重視、フッ素や無機塗料は長期コスト削減、遮熱塗料は電気代削減や従業員環境改善に直結します。

「どの塗料を選べばいいのか」

「工場稼働を止めずに工事できるか」

といった課題にも、中山建装は現場条件に応じた最適解を提示することが可能です。

法人の施設管理者や経営者にとって、折半屋根のメンテナンスは修繕ではなく、事業継続と資産価値維持のための投資です。劣化は待ってくれません。まずは現状診断から始めてみませんか。

倉庫工場の塗装、雨漏り補修専門店(株)中山建装では、問い合わせフォーム、メール、電話でのご相談、ショールームでの直接のご相談を承っております。企業資産を守る第一歩を、ぜひ今すぐ踏み出してください。

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