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イナバ物置の塗装費用は?依頼前に知っておきたいことは3つ

塗装の豆知識 2024.08.20 (Tue) 更新

イナバ物置の塗装費用は?依頼前に知っておきたいことは3つ

皆様、お世話になります。

神奈川県の工場倉庫改修専門店の中山建装です。

イナバ物置の再塗装を考えている方にとって、塗装費用や劣化状況、そして適切なメンテナンス時期は気になるポイントです。

物置は家の外に設置されているため、風雨にさらされることが多く、その分、塗装の劣化も避けられません。特に、設置から10年以上が経過している場合や、目立つサビやカビが見られる場合には、再塗装を検討することが大切です。

しかし、具体的な塗装費用や、業者選びの際に注意すべき点については、まだまだ知られていないことも多いのが現状です。

今回のコラムでは、イナバ物置の塗装費用や依頼前に知っておきたい3つの重要なポイントについて詳しく解説します。塗装の適切なタイミングや工程、さらに費用を抑えるための工夫についても触れていますので、塗装を検討中の方はぜひ最後までお読みいただき、より良い選択をするための参考にしてください。

このコラムを通じて、物置のメンテナンスに対する理解を深め、適切なタイミングでの再塗装が行えるようサポートいたします。

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イナバ物置の塗装費用は塗装面積や使う費用で異なる

イナバ物置の塗装費用は塗装面積や使う費用で異なる

イナバ物置に限らず、外壁塗装や屋根塗装など住まいに関係する塗装工事のほとんどは、塗装面積によって塗料代は大きく異なりますが、イナバ物置の塗装合計費用は大体3万円から6万円程度が相場だと言われています。

使う塗料の種類によっても塗装代が異なってくるため、業者選びだけでなく塗料選びも慎重に行いましょう。

ちなみにイナバ物置の塗装に元々使われている塗料は、大抵がウレタン塗料です。ウレタン塗料は数ある塗料の中でも比較的安い部類に入り、密着性が高く、弾力があって衝撃やヒビにも強い塗料として知られています。

ウレタン塗料の耐用年数は5〜10年ほどですが、よりグレードの高い塗料を選べば15年や20年以上の耐用年数を持つものもあるでしょう。

イナバ物置の塗装を依頼する前に知っておきたいこと

イナバ物置の塗装を依頼する前に知っておきたいこと

イナバ物置の塗装を依頼する前に知っておきたいことを3つ紹介します。いずれも重要なポイントなので、覚えておきましょう。

①再塗装のタイミングは?イナバ物置の劣化症状について

まずはイナバ物置に施されている塗装の劣化症状について解説します。今から紹介するいずれかの劣化症状があるなら、再塗装を施すべきタイミングだと言えるでしょう。

イナバ物置を設置してから10年以上過ぎている

前述の通り、イナバ物置の塗装に元々使われているのは大抵ウレタン塗料です。ウレタン塗料の耐用年数は5年から10年ほどだと言われているため、新品のイナバ物置を設置してから10年以上経過しているなら、再塗装を施すべきでしょう。

ちなみに環境によっては5年程度かそれ未満で劣化する場合もあるため「設置してから5年以内ならば、再塗装の必要がない」とは限りません。あまりに劣化が早い場合は初期不良の可能性もあるでしょう。

サビ・コケ・カビなどが目立つ

サビ・コケ・カビなどはいずれも水分を必要とします。塗装の防水機能が保たれている限り発生は抑制されていますが、劣化して防水機能を失いつつあると、サビ・コケ・カビが発生しやすくなるため注意しましょう。

サビを放置すればイナバ物置に穴が空いたり歪んだりしてしまうため、なるべく早くメンテナンスを行うべきです。ある程度のサビによる劣化症状は、塗装業者が修復可能なので点検してもらいましょう。

コケ・カビも同様にイナバ物置を急激に劣化させてしまうため対処が必要ですが、コケ・カビはイナバ物置の劣化に止まらず、健康被害に発展する可能性も大いにあるため注意してください。

塗装が色褪せている

イナバ物置の塗装は劣化しはじめると、しだいに色褪せてきます。色褪せは単に美観を損ねるだけでなく、防水機能などが失われつつある証拠でもあるため、再塗装が必要です。

他の劣化症状が見られないのであれば、塗装の劣化具合としては初期症状程度でメンテナンスも容易なので、早めに再塗装を行った方が費用を抑えられるでしょう。

塗装にヒビや剥がれがある

塗装の色褪せを放置したり、イナバ物置に地震などの衝撃が加わったりすると、ヒビが入ったり塗装が剥がれてしまったりします。イナバ物置に施されているウレタン塗装は比較的衝撃に強い特徴を持ちますが、塗装が劣化すればその限りではありません。

ヒビや剥がれがあると隙間から雨水や汚れが侵入してしまい、雨漏りやサビ・コケ・カビなどの原因となります。

②イナバ物置の塗装で行うことは?

イナバ物置の塗装を依頼した場合、どのような流れで工事が進むかを紹介します。ざっくりと覚えておけば、工事の状況を把握するのも簡単ですし、必要な工事が含まれているかチェックしたい時にも役立つでしょう。

高圧洗浄機で汚れや古い塗膜を剥がす

イナバ物置を塗装をする前に、高圧洗浄機などを用いて汚れやカビ・コケなどを落とし、古い塗膜も除去していきます。これらが少しでも残っていると、新しく塗装を施してもすぐに劣化してしまう原因となるため重要な工程です。

高圧洗浄機で落としきれなかった汚れなどは、手工具や電気工具を使って丁寧に落としていきます。

サビ落としやサビ止めを行う

サビが見られる場合は、サビ落としを徹底的に行った上で、サビ止めを塗布していきます。サビ止めの中には塗料に混ぜて使うものもあるし、製品によってサビ止め力も異なるため、気になる場合は業者にどんなものを使うつもりなのか聞いてみましょう。

必要であれば塗装前に補修を行う

塗装面だけでなく、イナバ物置の金属部分などに劣化や損傷が見られる場合は、これらも塗装前に補修していきます。小さなヒビや軽度のサビ穴であれば割と簡単に埋めることが可能です。

塗装は3回の工程に分けて行う

イナバ物置に塗装を施す工程では、塗料を3回に分けて塗るのが基本となります。1回目は下塗りと呼ばれ、塗装の下地作りと塗料の密着性を上げるために必要です。下塗り用の塗料の中には、カビ・コケ対策の機能が含まれているものもあります。

2回目と3回目は同じ塗料を使いますが、2回行う理由は塗りムラを防ぎ、塗装の層を厚くするためです。ほとんどの塗料は(下塗りも含めて)3回に分けて塗装することを前提として作られているため「物置の塗装なら1回塗り(2回塗り)で十分」と言うような業者には注意してください。手抜き工事の可能性があります。

③イナバ物置の塗装費用で得するコツ

イナバ物置の塗装費用で得するコツ

イナバ物置の塗装費用で得するコツを紹介しますので、こちらも覚えておきましょう。

外壁塗装や屋根塗装と同時に行う

イナバ物置の塗装を外壁塗装や屋根塗装と同時に依頼すれば、かなり費用を抑えられます。タダになるとまでは言いませんが、「外壁塗装や屋根塗装のついでに物置も塗装する」という感覚で工事を行えるため、運搬費や人件費を節約できるでしょう。

場合によっては屋根塗装や外壁塗装に使う塗料の余りで塗装できるかもしれません。

地元に密着した自社施工の業者に直接依頼する

地元に密着した塗装業者であれば対応が早く、自社施工であれば仲介手数料などが発生しないため、安く塗装できます。(メーカーやホームセンターで依頼すると、仲介手数料が発生するため注意してください。)

複数の業者に相見積りをする

塗装費用の見積りは複数の業者に同時に行うようにしましょう。塗装費用はイナバ物置の状態や使う塗料、塗装面積などによって大きく異なるため、見積りを行わないことには正確な費用を把握することは難しく、1社だけの見積りでは適正価格か判断できません。

外壁塗装や屋根塗装と同時に行う場合は、業者によって費用が大きく異なる可能性も高いため、相見積りは必ず行いましょう。

ちなみに見積費用が安ければ安いほど良い業者とは限りません。安いグレードの塗料を使う予定であったり、いくつかの工程をカットしたりするつもりかもしれませんので、なぜ安いかは確認しましょう。

塗料の耐用年数と価格のバランスを考える

イナバ物置の塗装を考える上で、塗料の耐用年数と価格も重要です。

主な塗料の種類

耐用年数

1平方メートルあたりの塗料代

アクリル塗料

3〜8年

1,000〜1,800円

ウレタン塗料

5〜10年

1,700〜2,500円

シリコン塗料

7〜15年

2,300〜3,500円

フッ素塗料

12〜20年

3,500〜4,800円

無機塗料

10〜25年

3,500〜5,500円

※塗料代は変化しやすいため参考程度にお考えください。

たとえば最も安く済むのはアクリル塗料ですが、アクリル塗料の耐用年数はとても短いため、長い目で見ると損をするかもしれません。近々買い換えを予定しているため数年持てば良いという方に向いています。

シリコン塗料やフッ素塗料はとても耐用年数が長くコストパフォーマンス面で優れており、無機塗料は耐候性・耐久性がとても高い塗料なので機微爺環境下でも長持ちするでしょう。

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イナバ物置の塗装は、物置の美観を保ち、劣化を防ぐために非常に重要です。適切なタイミングで再塗装を行うことで、物置を長く使用することができ、将来的な修繕費用を抑えることが可能です。

中山建装では、イナバ物置の塗装に関するご相談を随時受け付けており、外壁塗装や屋根塗装との同時施工でさらにお得にサービスを提供しています。初めての方でも安心してご利用いただけるよう、見積もりから施工まで丁寧に対応いたします。イナバ物置の塗装に関するお問い合わせは、ぜひ中山建装の問い合わせフォームからご連絡ください。

また、メールや電話でのご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。さらに、実際に塗装の仕上がりを確認したい方は、ショールームへのご来店もお待ちしております。信頼できる塗装業者をお探しの方は、中山建装でのリフォームをぜひご検討ください。

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