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物置を塗装する際におすすめの塗料のご紹介|【大和市で外壁塗装・屋根塗装をするなら中山建装】

塗装の豆知識 2024.08.19 (Mon) 更新

物置を塗装する際におすすめの塗料のご紹介|【大和市で外壁塗装・屋根塗装をするなら中山建装】

皆様、お世話になります。

神奈川県の工場倉庫改修専門店の中山建装です。

外壁塗装が必要な建物は、住居や工場だけではなく「物置」も外壁塗装を必要としています。少しでも長い期間、荷物を保管できるように劣化を食い止める対策をしなければなりません。

もし、劣化したままで放置してしまうと、大切な荷物や思い出の品々が雨によって水濡れしてしまったり、虫によって食い散らかされたりという被害を被ってしまうでしょう。そんな状況にならないためにも、定期的なメンテナンスの重要性を理解しておくことをおすすめします。

今回のお役立ちコラムでは「物置を塗装する際におすすめの塗料」をご紹介しますので、ぜひDIYも検討してみてください。

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物置に求められる塗料の特性

物置は、住居ほどの完璧さを求められることがあまりありません。そのため、直接的なご依頼として塗装を頼まれることはほとんどないのです。しかし、建物の外壁塗装をしている最中に「倉庫はどうやって塗れば良い?」というような質問をいただくことはあります。

そんな時、弊社ではいくつかのポイントをご紹介するようにしているのです。

塗りやすさ

日常的に塗装業務に携わっていない方が物置の外壁塗装を行う場合は、塗料の「塗りやすさ」をひとつのポイントとして考えるようにしましょう。一般的に「油性塗料」は粘度が高く伸びづらいので塗りにくいと感じる方が多いです。

乾燥時間も比較的長く、天気や風の強さなども考えた上で作業を進める必要があるのですが、物置の劣化を食い止めるには油性塗料を使用したいところです。

一方、非常に塗りやすいのが「水性塗料」になります。伸びも良く、乾燥時間も油性塗料に比べると短い上に、均一に塗装できるのが特徴です。溶剤で薄めて使用する「二液性」のものは、保存しやすいので劣化が進むたびに使用できるというメリットがあります。

反対に、すでに硬化剤が混ざっている「一液性」の塗料の場合、保存には向きませんが、安定した品質で最良の仕上がりを期待できるでしょう。塗りやすい塗料をお求めになる際には「一液性水性塗料」を使用すると、大きな失敗を招きづらくなります。

高耐候性

物置を塗装するなら、できる限り長期間メンテナンスフリーでいられるような塗料を使用しましょう。低質な塗料の場合、耐用年数が5年以下というものも多く、塗料の持つ効果はそれよりも短期間で失われてしまいます。

1度の塗装の効果が「7年以上」約束されるものがおすすめで、現在最も使用される機会が多い「シリコン塗料」であれば、多くのものが7年以上の耐用年数を誇っています。

塗料の中にも、リーズナブルメーカーとハイブランドが存在しており、ハイブランドの塗料は価格も高くなっているものの、その効果の継続期間や塗料自体の耐用年数もロングライフ化が進んでいるので、メンテナンスフリーな期間を長くしたい場合には、使用する塗料メーカーにも注目してみてください。

防錆性

物置の多くは「金属製」で、どんなに錆が発生しづらい素材を使用していた場合でも「防錆性」を付与しておくことが重要になってきます。見た目には赤錆が浮いていなかったとしても、塗膜の下で錆が増殖してしまうというケースもあるため、塗料自体に防錆性を持たせるのは非常に効果的です。

同じような意味合いで「防水性」を主張している塗料もあるのですが、防水性と防錆性は全く別の特性なので間違えないようにしましょう。

防水性は、あくまでも水が染み込まないようにする効果であり、発生してしまった錆を抑えるという効果はありません。一方、防錆性は「発生した錆を不活性化する」効果とともに「新たなサビの発生を抑える」という効果を持っています。

防錆性を高めるために防水性が必要となるのは間違いありませんが、サビ自体にアプローチできるのは防錆性だけなので覚えておきましょう。

必要以上に「高機能」なものは必要ない

必要以上に「高機能」なものは必要ない

物置は、どこまで行っても「簡易的な倉庫」ですので、住居に施すような高機能は必要としません。隙間も多く、作りそのものが荒いので、ハイパフォーマンス塗料を塗ったとしてもオーバースペックになってしまうのです。

しかし、内部環境を良くすることは、中に保管しているものにとってはプラスに作用します。そのため、最低ランクの塗料を使用するよりも、ある程度効果を期待できるミドルクラスの塗料を使用することをおすすめします。

物置という存在だからこそ、ハイクラスを使用する必要がないという理由をご紹介しましょう。

物置の耐用年数

物置は、国税庁の「主な減価償却資産の耐用年数表」の中で「建物」に分類されています。さらに、以下のような分類で記載されているのです。

金属造のもの

工場用・倉庫用のもの(一般用)

3mm以下のもの

17年

(引用:国税庁 主な減価償却資産の耐用年数表

つまり、物置は17年以上使用し続けることができないという判断がされているのです。ハイクラス塗料の中には、1度の施工で20年以上の耐用年数を誇るものも多く、物置の寿命のほうが早く訪れてしまうことがわかります。

そのため、ハイクラス塗料を使用する意味がほとんどないのです。

元々の塗装のグレード

物置を塗装している元々の塗料は、屋外で1年も使用していればチョーキングを起こしてしまうような低グレードの塗料が塗られています。使用している鉄板も薄く、メンテナンスを怠れば短期間で買い替えが必要なものも少なくありません。

それくらい粗雑に作られているため、ハイクラス塗料を使用しても十分な使用期間を確保できないでしょう。たとえハイクラス塗料を使用したとしても、そもそもの塗料のグレードが低いので、新品で購入した直後に塗り替えをしない限り、十分なコーティング性能を期待することもできません。

塗り替えが必要になっている物置の劣化状況を考えると、ハイクラス塗料によって寿命が延びるということは期待できないのです。

物置のメンテナンス時期を察知する方法

物置のメンテナンス時期を察知する方法

物置の外壁塗装が必要だと判断するポイントは、たった2つの現象によって察知することができます。このポイントをしっかりと押さえておけば、物置の寿命を迎える前にメンテナンスに手が回せるでしょう。

反対に、このポイントに気づくことができなかった場合、十分な耐用年数を確保することが難しくなるということを覚えておいてください。

チョーキング現象

物置は、一般的に塗装されているドアに触れて開閉するものが多いです。そのため、チョーキング現象の発生には比較的気づくことができるでしょう。ただし、チョーキング現象は塗膜の最終段階の劣化症状であるため、粉を吹く前段階で塗膜の劣化に気づきたいところです。

粉を吹く前に、塗膜が劣化していると察知するには「水に濡れて色が大幅に変わってしまう」ことに気づけるようにしましょう。物置の元々の色に関係なく、塗膜が劣化すると水濡れによって変色が大きくなります。

塗膜が新しく、ほとんど劣化していない状態であれば水が染み込むこともなく、基本的に変色するようなことはありません。しかし、劣化した塗膜には水が染み込んでしまい、水濡れ部分がかなり濃く色づきます。

これは雨が降れば確実にわかるため、物置の外壁に雨が当たったのに気づけるようになった時点でメンテナンスすることをおすすめします。

サビの発生

塗膜表面の水濡れによる劣化症状がより深刻になってしまうと、部分的に塗膜が剥がれ始めてしまうでしょう。そして、薄い金属材に赤錆が発生してしまいます。しかも、初めのうちは薄く塗膜下で錆が広がってしまうので、サビの発生そのものに気づけないことがあります。

サビに気付けるのは、多くの場合塗膜を突き破ろうとザラザラとし始めてからです。さらに被害が深刻化すると、塗膜を突き破った赤錆による汚れや染みが現れるでしょう。

金属サイディングのように、ある程度厚みがある材料であれば良いのですが、物置に使用している金属材の多くは「3mm以下」の厚みのものが多いため、錆の発生は即致命傷となってしまいます。

そのため、錆の発生を確認したらできる限りすぐにメンテナンスを施すようにしましょう。早い段階であれば対処することもできますが、被害が広がり過ぎてしまうとどうにもならなくなってしまいます。その結果、物置の買い替えとなるケースも出てくるでしょう。

物置におすすめの塗料

物置におすすめの塗料

弊社がおすすめするのは、塗料メーカーとしては第一線に位置するアステックペイントの塗料です。物置に塗装するにしてはオーバースペックに思えますが、安定して高い効果を持続できる塗料はアステックペイントの右に出るものはありません。

ミドルクラスの塗料を少し上回るような塗料を使用できれば、短期間で物置がダメになってしまうということは無くなるでしょう。そして、物置の耐用年数をしっかりと確保することが期待できるので、メンテナンス回数と耐用年数のバランスをうまく調整することができるはずです。

防錆性「ラス・トレイント」

防錆性を確保するには、アステックペイントの「ラス・トレイント」を使用するのが最も効果的です。金属材の下塗りに使用することで、発生している錆の活性を抑えることができます。

  • 防カビ性
  • 防水性
  • 防錆性

これらを高める効果を持っており、すでに発生している錆にもしっかりと浸透し切ってくれるので侵食を抑えることができます。ラス・トレイントが染み込んだ錆部分は、酸素が遮断されてしまうのでそれ以上進行することができなくなり、同時に塗布面全体をコーティングしてくれるので劣化を食い止めることができるのです。

ラス・トレイントを塗布後、上塗りに使用したいのは「エポパワーメタルJY」です。金属材をしっかりと守ってくれる強い塗料です。

高耐候性「シリコンREVO1000」

錆の発生がない場合は、金属材の表面をしっかりとコーティングして防水性を高めるだけでも、十分な効果を期待することができます。しかも、耐用年数が17年前後の塗料を使用すれば、購入直後に劣化してしまった物置の外壁をバッチリ保護することができるでしょう。

シリコンREVO1000は、アステックペイントの2番手に位置する塗料で、ハイクラス塗料よりもリーズナブルであるにも関わらず、その効果はハイクラスに逼迫する優秀な塗料です。

住宅の外壁にも使用されるほどパフォーマンス性に優れている塗料であり、コストパフォーマンスにも期待できる塗料は、シリコンREVO1000が最もおすすめです。

シリコンREVOは「13〜16年」というロングライフ性能を誇っているため、早い段階でメンテナンスをすることで物置の耐用年数を最大限に発揮することも期待できます。

塗りやすさ「マックスシールド1500U-JY」

ラス・トレイントもシリコンREVO1000も、プロにとっては使いやすい塗料ですが、実は素人向けな塗料ではありません。伸びやすさや耐久性アップには非常に優れているのですが、どうしても専門性が強い塗料だという声が上がります。

そんな時は、ひと世代前に頻繁に使用されていた「ウレタン塗料」を選んでみることをおすすめしたいです。アステックペイントのウレタン塗料で、比較的ロングライフ性能にも優れているのが「マックスシールド1500U-JY」という塗料で、誰にでも塗りやすい塗料だと言えるでしょう。

耐用年数も「8〜10年」と、劣化し始めた物置に施工して耐用年数を全うさせるにはちょうど良い塗料です。

物置塗装は中山建装におまかせください!

物置塗装は中山建装におまかせください!

物置の塗装は、ただ色を塗り替える以上の意味を持っています。耐候性、防錆性、そして美観の維持を目的とした適切な塗料の選定は、物置の寿命を大きく左右します。

倉庫工場の塗装、雨漏り補修専門店(株)中山建装では、専門的な知識を持ったスタッフが、各お客様のニーズに合わせた塗料選びと施工を行います。

また、DIYにチャレンジしたい方には、手頃で効果的な塗料のご提案も可能です。お気軽にお問い合わせフォームやメール、またはお電話でご相談ください。更に、実際の塗料を見て触れてみたい方は、ぜひショールームへの来店をお待ちしております。中山建装と共に、長持ちする美しい物置のメンテナンスを実現しましょう。

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