物置やガレージを塗装したい！塗料のおすすめや選び方を解説
皆様、お世話になります。
神奈川県の工場倉庫改修専門店の中山建装です。
物置やガレージの塗装を検討中の皆様。どんな塗料を使うべきか悩んでいませんか？今回のお役立ちコラムでは、おすすめの塗料や機能性などを詳しく紹介します。
ガレージの床塗装はDIYでも可能なのか、ガレージの床塗装と物置塗装の違いなども紹介しますので、参考にしてみてください！
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物置の塗装におすすめの塗料
物置の塗装におすすめな塗料を5つ紹介します。
ウレタン塗料（購入時の物置と同程度の機能を持つ）
ウレタン塗料は様々な物置の初期塗装として採用率の高い塗料です。そのため購入時の塗装と同等の機能を持つ塗料を探しているなら、ウレタン塗料をおすすめします。
ウレタン塗料は数ある塗料の中でも比較的安価なので、コストパフォーマンス面で優れており、独特な光沢があるためツヤを出しやすいのもポイントです。
また塗膜に弾性があり、地震の衝撃や太陽光の熱による膨張・収縮に強く、ひび割れしにくい塗料だといわれています。密着性が高い塗料でもあるため剥がれにくく塗装も比較的簡単に行えるでしょう。
シリコン塗料（価格と耐用年数のバランスが良い）
シリコン塗料はウレタン塗料よりも耐用年数が長く、住まいの外壁や屋根の塗装ではもっとも人気の高い塗料です。
耐候性が比較的高く、汚れにくい上にコストパフォーマンス面で優れているため、ウレタン塗料（初期の塗料）では不満があり、もう少しアップグレードしたい方におすすめします。
シリコン塗料は各メーカーが様々な製品を開発しており、コストパフォーマンス重視のものもあれば高品質で高機能な塗料もあり、選択肢も豊富な点も見逃せません。
大まかな性能比較でいうと、シリコンの配合率が高いほど耐久性が高く長持ちしやすいためおすすめです。
フッ素塗料（汚れに強い！美観を気にする方におすすめ）
フッ素塗料はシリコン塗料よりも更に耐用年数が長く、とても汚れに強い塗料として知られています。物置が汚れやすい環境になるならフッ素塗料がおすすめです。
フッ素塗料の防汚機能は、フッ素加工（テフロン加工）されたフライパンなどを想像するとわかりやすいかもしれません。独特の光沢があり、多少の汚れは雨風で自然に流れ落ちるでしょう。
シリコン塗料やウレタン塗料と比べると高価ですが、長持ちしやすいため長い目で見ればお得な塗料だといえます。
遮熱塗料（物置の表面温度が熱くなりにくい）
遮熱塗料は太陽光の熱を反射する機能を持つ塗料です。物置自体や内部の温度上昇を緩やかにするため「物置の内部が熱すぎる」と感じる方におすすめします。太陽光の熱は塗膜や物置の劣化を招くため、物置を長持ちさせたい方にも向いているでしょう。
多くの遮熱塗料は耐候性が高く耐用年数も長いため、長い目で見てもお得な塗料といえます。遮熱塗料が気になるならば、遮熱塗料メーカーのシェア連続1位記録を持つアステックペイント社の塗料がおすすめです。
アステックペイント社の塗料は、アステックペイント社の厳しいテストをクリアした施工認定業者でないと扱えませんが、弊社（中山建装）でも取り扱いしていますので気軽にご相談ください！
無機塗料（とにかく丈夫で長持ちする塗料を求めている方におすすめ）
無機塗料は数ある塗料の中で、もっともハイグレードな塗料として知られています。耐候性・耐久性・耐用年数の面でとても優れているため、とにかく丈夫で長持ちする塗料を求めている方におすすめです。
カビ・コケ・サビ、湿気や熱にも強く、厳しい環境でも物置を守ってくれるでしょう。
ガレージの床塗装をDIYで行う方法や注意点
ガレージの床塗装をDIYで行いたい方もいるかと思います。手順を簡単に説明すると以下の通りとなりますので参考にしてみてください。
①ガレージの床を清掃する
塗装前には徹底的に清掃する必要があります。「塗装をしてしまえば、汚れも隠れてしまうだろうから清掃は必要ない」という考えは誤りです。汚れが残ったまま塗装を施すと塗膜が剥がれやすく、長持ちしません。
清掃には高圧洗浄機があると楽ですが、デッキブラシなどで清掃するのもありです。清掃後はしっかりと乾かす必要があるため、塗れたまま塗装を施さないようにしましょう。
②補修・養生する
塗装前の下準備として気になる傷やヒビなどは補修し、塗料が付くと困る部分に養生を施す必要があります。養生はブルーシートなどを使うのも良いですが、テープ幅の広い養生テープが扱いやすいためおすすめです。
③下塗りと上塗りをする
塗装でははじめに下塗り用の塗料で下地作りをする必要があります。いきなり上塗り塗料を塗っても密着性に難があり、塗りムラもできやすく長持ちしません。
下塗りを行って規定通りに乾燥させた後は上塗り塗料を塗ります。2回塗り（1度塗って果敢そうさせ、もう一度塗って乾かす）をすると、より塗りムラが少なく、塗膜も厚くなり丈夫になるでしょう。
業者に任せた方が安心かも
床がむき出しのコンクリートの場合、コンクリートと塗料の相性がとても重要です。相性が悪いと、せっかく塗装を施してもすぐに劣化してしまうでしょう。
またエポキシ樹脂で施工されているガレージ床は綺麗に施工するのがとても難しく、専門的な知識や技術が必要不可欠です。
施工の失敗ややり直し、やり直しに必要な材料費などを考えると業者に任せた方が安全ですし、費用を抑えられるかもしれません。
ガレージの床塗装は物置や外壁塗装とは別物
ガレージの床塗装は、物置や外壁塗装とはまったく別物です。どちらかというと屋上やベランダの床塗装に近く、同じ塗料や工程では施工できません。
同じ塗料や工程で施工できない理由は、人や車・バイクなどが塗膜の上を動くからです。摩擦や衝撃を考慮して丈夫な塗装を施さなければならず、DIYで行うのは大変かもしれません。
ガレージの塗料を選ぶ前に薄膜と厚膜の違いを知っておこう
業者にガレージの床塗装を依頼する場合、大まかに薄膜と厚膜という方法に分けられます。
薄膜の場合は費用を比較的抑えることが可能で、駐車場としてのガレージとして必要な機能を備えているため、一般的な住まいでもっとも採用されている方法です。
一方で厚膜は薄膜よりも費用がかかるものの、とても丈夫でツヤがあり、高級感があることで知られています。厚膜は車の整備工場などで採用される床塗装方法でもあるため、車好きの方におすすめです。
ガレージの塗料は、大きく分けると水性塗料と油性塗料の2種類
ガレージの床塗装に使われる塗料は、水性塗料か油性塗料で大きく性質が異なることをおぼえておきましょう。
水性塗料（匂いの少なさや扱いやすさを重視する方におすすめ）
水性塗料は油性塗料のような引火する危険性が少なく、使用した道具も水で洗い流せるため扱いが簡単です。そのためDIYでガレージの床塗装を考えている場合は、水性塗料をおすすめします。
また油性塗料と比べると匂いが少なくシンナー臭もしません。やはり換気は必要ですが完全に乾燥すれば、ほとんど匂わないでしょう。ただし密着性・耐久性では油性塗料に劣り、金属部分の塗装には向きません。
油性塗料（高い耐久性や乾く早さを重視する方におすすめ）
油性塗料は水性塗料と比べて密着性・耐久性面で秀でており、乾燥に必要な時間が短く、塗りムラが発生しにくいという特徴を持ちます。
油性塗料を選ぶデメリットは扱いにくく引火性があるため、取り扱いや塗料の保管には注意が必要です。また強い刺激臭・シンナー臭があり周囲に気を配らないといけません。
よほど塗装に慣れている方でなければ使いにくいため、油性塗料を選びたい場合は業者に依頼することをおすすめします。
中山建装で安心の塗装リフォームを！まずはお問い合わせを
物置やガレージの塗装は、美観を保つだけでなく、耐久性を向上させるためにも欠かせないメンテナンスです。しかし、塗料の選び方や塗装方法に迷われる方も多いのではないでしょうか。
倉庫工場の塗装、雨漏り補修専門店（株）中山建装では、お客様のニーズに合わせた最適な塗料選びをサポートし、耐久性やコストパフォーマンスに優れた塗装プランをご提案いたします。
また、ガレージの床塗装に関しても、専門的な知識と技術で対応し、DIYでは難しい箇所でも確実な施工をお約束します。塗装に関するご相談や見積もり依頼は、中山建装の問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。
さらに、メールや電話でのご相談も受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。実際に塗装の仕上がりを確認したい方は、ショールームへのご来店もお待ちしております。プロの手による確実な施工で、物置やガレージをより長持ちさせるために、ぜひ中山建装をご利用ください。
