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工場塗装と現場塗装の違いは?内装塗装でメンテナンスする場合は?

塗装の豆知識 2024.08.09 (Fri) 更新

工場塗装と現場塗装の違いは?内装塗装でメンテナンスする場合は?

皆様、お世話になります。

神奈川県の工場倉庫改修専門店の中山建装です。

新しく住まいを建てたり大がかりなリフォームをしたりする場合、建材の塗装は専門の工場であらかじめ塗装する工場塗装と、現場で塗装する現場塗装という2つのタイプがあります。

双方にメリットとデメリットがあるため、どちらを選ぶべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回のお役立ちコラムでは工場塗装と現場塗装の違いを詳しく紹介します。内装塗装(内壁塗装)のメリットとデメリットなども解説しますので参考にしてみてください!

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工場塗装のメリットとデメリット

工場塗装のメリットとデメリット

工場塗装では、建築現場ではなく塗装工場で塗装処理を施します。それぞれの塗料には最適な乾燥時間や適温などが定められていますが、工場塗装であれば現場塗装と違い、天候に左右されず管理することが可能です。

作業環境も整っていて効率良く塗装できるため、塗装の厚みや質感などを安定させやすい点もメリットと言えるでしょう。工場で生産することから製品管理や品質確認の体制も整っています。

工場塗装のデメリットとしては建材を工場にいったん運び、塗装後に現場に運ぶ必要があるため、輸送コストが発生しやすい点や運搬中の破損やトラブルなどが気になるところです。

また、工場に建材を持ち込む段階で分割して持ち込まれる場合が多く、詳細な指示を伝えるのが難しい点や、分割・組み立ての際に傷が付いたり汚れたりする可能性がある点もデメリットだと言えます。こうした事態を補うために、現場で再度塗装したり調整したりする場合もあるでしょう。

現場塗装のメリットとデメリット

現場塗装のメリットとデメリット

現場塗装とは建築現場で塗装処理を施す行為を指します。大がかりなリフォームではなく、住まいの外壁塗装や屋根塗装の塗り直しを行うだけなら、現場塗装で行うのが一般的でしょう。

現場塗装のメリットは、全体のイメージや状態を確認しながら塗装できることです。また工場塗装と違い、現場の業者が全てを管理しやすいため、伝達ミスなども起りにくいでしょう。

一方で現場塗装のデメリットとしては天候に左右されやすい点があげられます。仮に塗装中や乾燥中に雨が降った場合、やり直しが必要になることも多々あり、その分工期が伸びてしまうでしょう。(天候によるやり直しで工賃が追加されることはありません)

内装塗装(内壁塗装)と壁紙クロスの違い

内装塗装(内壁塗装)と壁紙クロスの違い

内装を変更する場合、内装を現場塗装で塗り替える方法と、壁紙クロスを使用する方法があります。外装と内装の現場塗装では環境や使う塗料に大きな違いがあり、工場塗装と壁紙クロスも似ているようで違うことを覚えておきましょう。

内装塗装(内壁塗装)のメリットとデメリット

内装塗装を施す場合、壁紙クロスでは出せない素材感が魅力的です。カラーがとても豊富で、定期的に塗り替えるなら汚れても心配ありません。たとえば小さいお子様の部屋に内装塗装を施しておけば、落書きや汚れが目立つようになったら塗り替えれば良いだけなので安心です。

壁紙クロスと違い、つなぎ目や隙間は一切なく、壁紙クロスの劣化でありがちな剥がれの心配もありません。部分的な汚れや傷が目立つ場合はその部分だけ塗装して補修することも可能です。

デメリットとしては壁紙クロスと違い、現場塗装で塗料を使用するため、塗装時には塗料が持つ独特の匂いがします。さらに塗って乾かす時間が必要になるため、壁紙クロスを使うより工事に時間がかかるでしょう。

また塗装では花柄やレンガ柄、幾何学模様などの細かい柄物を表現するのが難しく、向いていません。アーティストが実際に内装に絵を描くという方法もありますが、費用の面も含めて一般的ではないでしょう。

内装塗装(内壁塗装)用塗料の種類

内装塗装(内壁塗装)用の代表的な塗料をいくつか紹介します。

AEP(アクリルエマルションペイント)

AEP(アクリルエマルションペイント)とは、水性アクリル樹脂塗料を使った内装用の塗料です。発色が良く健康に悪影響を及ぼすような添加物が少なく、匂いもほとんどありません。もっとも人気の高い塗料の1つで、多くの内装塗装で採用されています。

自然塗料

自然塗料はその名前のとおり、自然(天然)の原料を使用しており、材料は植物や鉱物・粘土などで、化学物質は含まれていません。種類によっては吸湿や消臭機能をそなえているものもあり、寝室や小さなお子様のいるお部屋に最適です。

オイルステイン

オイルステインは下地が天然木の場合に採用されやすい塗料です。天然木を塗装で保護しつつ、レトロな風合いや柔和な風合いを出すのに最適なので、人気があります。

黒板塗料・スケッチペイント

黒板塗料を使えば壁面が黒板のような質感と使い勝手になり、スケッチペイントを使えばホワイトボードのように使えます。子供部屋の落書き用に採用すれば、何度も書いたり消したりできるため便利です。

マグネット塗料

マグネット塗料を使うと、壁に磁石が吸着するようになります。画鋲などを使わずにポスターや写真などを気兼ねなく貼れるようになるため、安全で便利です。

内装塗装(内壁塗装)の相場

内装塗装(内壁塗装)の相場は使用する塗料や塗装面積にもよりますが、1部屋あたり5万円から15万円ほどだと言われています。浴室やトイレなどの狭い空間であれば10万円以下で済むでしょう。

壁紙クロスのメリットとデメリット

壁紙クロスは工場で生産されるため、ある意味で工場塗装とも似ていますが、ほとんどの壁紙クロスは既製品なので、業者は仕入れるだけです。したがって工程はとてもスムーズに進みます。

壁紙クロスのメリットは工期がとても短く、カラーだけにとどまらず柄やデザインが豊富です。(エンボス加工されたものもあります。)グラフィカルな内装を求めているならば、内装塗装より壁紙クロスの方が向いているでしょう。

多くの壁紙クロスは防汚性を持ちますが、特に傷や汚れに強い製品もありますので、気になる方は業者に相談してみてください。

壁紙クロスのデメリットは内装塗装と違いつなぎ目があり、気温の変化や経年劣化でつなぎ目から剥がれてしまうことがあります。特にビニールクロスは湿気に弱く、結露やカビが発生しやすい点も注意が必要です。

また修復が必要になった場合、部分的に張り替えると目立ちやすいため、多くの場合は壁全面を張り替える必要がでてくるでしょう。

壁紙クロスの相場

壁紙クロスを使ったリフォームの相場は、面積や使う壁紙クロスにもよりますが、大体3万円から10万円前後だと言われています。

塗装・リフォーム・メンテナンスに関して覚えておきたいこと

塗装・リフォーム・メンテナンスに関して覚えておきたいことを3つ紹介します。

外壁塗装・屋根塗装・内装塗装の違い

外壁塗装と屋根塗装は、住まいの美観だけでなく防水性や防カビ・防サビなどの機能性も重要で、屋根材や外壁材のメンテナンスにも使われます。屋外の厳しい環境下にあるため、耐候性や防水性などが重要で、塗料の種類によって耐用年数が大きく異なる点に注意してください。

一方で内装塗装は生活空間の雰囲気や美観が重要視されます。防汚性や防傷性も重要ですが、外壁塗装や屋根塗装ほどの耐候性や防水性は求められません。

適正価格か確かめるには相見積りが必須

工場塗装や現場塗装を選ぶにしろ内装を塗装や壁紙クロスで変更するにしろ、施工面積や選んだ塗料・建材、補修の有無などによって大きく費用が異なるため、定価がありません。

詳細な費用を知るには見積りを依頼するほかありませんが、1社だけでは適正価格なのか判断しにくいため、相見積りで各社の違いを比べる必要があります。

「安い=良い業者」「高い=悪い業者」とは限らないため、他の業者と比べて極端に価格の違いが見られる場合は、なぜ安いのか(なぜ高いのか)確認しましょう。

塗装や小規模のリフォームは地元に密着した自社施工の業者に依頼するとお得

大がかりな修復やリフォーム工事、新しく住まいを建てる場合はハウスメーカーに依頼する場合も多いでしょう。ただ「外装や内装を変更したい」「塗装を施したい」という場合は、地元に密着した自社施工の業者をオススメします。

地元に密着した業者であれば、地域の気候や市の補助金などに詳しく、対応もスピーディーです。数年後に修理やメンテナンス、塗り替えが必要になった場合もすぐに駆けつけてくれるでしょう。さらに自社施工であれば仲介手数料が発生せず安上がりです。

(ハウスメーカーはとても信頼できる業者ですが、塗装や小規模のリフォームを依頼した場合、下請け会社を利用することが多く、仲介手数料が発生します。)

お問い合わせは中山建装まで!あなたの塗装・リフォームニーズにお応えします

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工場塗装と現場塗装、それぞれに独自のメリットとデメリットがありますが、選択はそのプロジェクトの特性に応じて行うべきです。工場塗装は品質の均一性と工程の効率化が魅力ですが、輸送と調整に関連するコストが発生します。一方で現場塗装は細かな調整が可能で、即座に修正を加えられる柔軟性がありますが、天候に左右されるリスクも伴います。

内装塗装についても、壁紙クロスとは異なる独特の質感と修正の容易さが魅力です。内装の塗り替えは、空間の雰囲気を大きく左右し、住環境を快適に保つためにも重要な役割を果たします。使用する塗料の種類によって、機能性や耐久性が大きく異なりますので、適切な選択が求められます。

塗装やリフォームを検討中の方は、ぜひ中山建装までお問い合わせください。メール、電話、またはショールームにて専門のスタッフが一つ一つのご質問に丁寧にお答えし、最適な解決策をご提案いたします。あなたの大切な空間を、最高の状態に保つために私たちはここにいます。

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